まいど、GOBYです。
前回はタイ パタヤで不動産を購入した際のリスクについて記録しましたが、今回は物件の引き渡し時の注意事項について記録します。
海外不動産を購入された事が有る方等は御存知かと思いますが、新規不動産の引き渡し時の相互点検を「ファーストインスペクション」と言います。
この点検作業は非常に重要な位置づけになります。というのも、新興国、発展途上国の不動産は新築物件であっても信用できない部分が非常に多いからです。
私の物件でのファーストインスペクション時の例で説明致します。
私はファーストインスペクションで「106箇所!」の指摘をしました。部屋の間取りは1BEDなので日本の1DK程度の間取りです。(約36㎡)
数字だけみるとやり過ぎのように見えますが本当はもっと指摘したいくらいでした。
内容としては大きな課題では ドアの閉まりが悪い、コンセントの固定が甘い(グラつく)、床の大理石割れ、換気口の歪み等。小さい課題は 汚れ、ひび割れ、傷 等々。
やっぱり日本じゃないなと感じますがマイペンライ(無問題)ですね。
因みに大陸の方等はインスペクションをせずに物件を購入する事が多いようです。日本人感覚になってしまうかもしれませんが、やはりインスペクションは慎重に進めるべきかと思います。
また、インスペクションの際は自分だけで済ませず、知り合いや不動産屋さん等のプロの力を借りる事を推奨します。一人では気づけない部分も二人だったら気づけたりしますし、不動産関係のプロの方はインスペクションの経験から有る程度の不具合が想像できており頼もしいです。
今回は初のインスペクションという事で不動産購入に仲介頂いた現地不動産屋さんに同席頂きましたが私では見つけられないような部分も隅々まで確認頂き感謝感謝です。
オールパタヤさん有難うございました。
このインスペクションですが、非常にゆったりとした感覚で実施が出来ます。今回は物件の施工完了が5月中旬、インスペクションの実施期間はその後約1.5年との事です。海外のオーナーが多い事もこのような長期のインスペクション期間と関係が有るのかもしれません。
まとめ
インスペクションは言ったもん勝ちでは有りませんが、言わなきゃ損です。現地への行き来にも手間はかかりますが、「一回訪タイする機会が増えたヤッホー!」くらいの気分で行った方が良いかと。
また気が向いたら記録します。